健康と年金出版社

旧法公的年金の解説 令和2年度改訂版

判型:B5判

頁数:216

本体価格:2000円

税込価格:2200円

978-4-901354-84-4

発行:2020-09

いわゆる「年金記録問題」などによって、2007年に「年金時効特例法」が施行され、未統合の記録があった場合に限って支払時効がなくなりました。しかし、古い年金制度(特に、昭和61年4月1日改正前の公的年金制度=「旧法年金」)に関する解説書が少ないため、年金相談の現場などで少なからず混乱がありました。その際、旧法年金制度を詳しく解説した本書の初版は、年金相談に携わる方や社会保険労務士からの支持を受け、類書としては異例の増刷を重ねました。 今回、改訂版を発行するにあたり、年金額を令和2年度価格(本来水準)および平成6年再評価率に基づく5%適正化後の従前額改定率に基づく計算式に改めるとともに、被用者年金一元化および受給資格期間短縮後の旧法通算年金の取扱いを新たに収録しています。また、初版同様、制度発足からの主な改正経過を収録していますので、資料的価値も高くなっています。